2015年10月25日日曜日

バドミントンのラケットグリップが八角形な訳

バドミントンのラケットのグリップが八角形になっているのはなんででしょう。
円型のグリップではだめなのでしょうか?

グリップとは

ラケットを握る部分の事を指します。






さて本題に入りましょう。
バドミントングリップに限らず、テニス、スカッシュのラケットは八角形です。
そして、バドミントングリップが丸ではいけないのでしょうか。

実際に丸形になると毎回違うところで握ってしまう可能性があるので、持ち方が安定しません。

では、八角形だとなぜ安定するのでしょう。
バドミントンでは大きく分けてフォアハンドとバックハンドという握り方があります。

バックハンドを持つ時に八角形の一番面積の多い部分に親指を当てるとしっかりと面が作れます。
よく聞く指導者の言い回しでは、フライパンを持つように親指を添えると表現したりします。

もっと上達していくと一番小さな面積の部分に親指を置いて打つ方法などもありますが、それは上達してからでも遅くはないと思います。


そしてフォアハンドの場合バドミントンでは握手をするような状態でグリップを握る事で自然に良い握り方ができると思います。

ある程度握り方が悪くてもある程度まではシャトルに当てる事が出来る様にはなるとおもいますが、握り方が悪いと上達するにつれて、身体の稼動域を上手に使えなくなったり、フェイントの技術も覚えるのに苦労したりと、後に大変な修正を加える必要も出て来る可能性があります。

ある程度は指導者や上級者に話を聞いてしっかりとした握り方を覚える事がバドミントンでは必要です。

はじめはとても握り方に違和感をおぼえる人もいるかもしれませんが、しっかりした握りでグリップすることで力がラケットに伝えることが出来る様になるのも、確実に早くなります。

力がきちんと伝われば、スマッシュを速く打つことも、クリアーを遠くに飛ばす事も、ロブを大きく遠くへ飛ばす事も出来る様になります。


まずはフォアハンドとバックハンドの持ち方ができればオッケーだと思います。

その2つの持ち方を簡単に習得出来る様にグリップの部分は八角形になっているのです。

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