2015年10月29日木曜日

ラケット選び(初心者編)

ラケットを選ぶときの基準

初心者が初めてのラケットについてです。
初めて購入する場合はどんなものが良いのかわかりませんよね。
特にラケットショップなどのお店に行くとずらりとラケットが並んでいます。

予算もあるとおもいますので、予算内で一番良いのはラケット触ってみたり、振ってみてこれが良さそうと思うものを選んでください。
あともう一つ大切なことがあります。
それは見た目です。
愛着が湧きそうなものを選んでください。
女性なら可愛らしいラケットを選ぶのもありです。
男性ならゴールドのラケットでかっこいいものもあります。

ラケットの形状も沢山ありますし、カラーも豊富なので自分が大切にしたくなるようなラケットを選んでほしいと思います。


ラケットには寿命があります。


ラケットは相棒です。大切に使いましょう。
大切に使う事でラケットもあなたに応えた活躍をしてくれます。

そして、ラケットには寿命があるのです。
一般的に言われるのが、金属疲労と言われています。

簡単にいうと折れたり、ヒビが入ったりします。
使用頻度にもよりますが、必ず金属疲労はおきます。

バドミントンではラケットの反発利用してシャトルを飛ばします。
その反発も弱くなってきます。
今までより飛ばなくなったのは実はラケットの劣化のせいかもしれません。

そしてなるべく床に落としたり、シャトル以外のものを叩いたり(特に固いもの)、投げたり、はなるべく避けましょう。
ラケットの寿命が縮まります。

ダブルスをしているとパートナーと接触事故が起きる場合もあります。
上達すると接触事故も減ってくるとおもいますが、最初の内は多いと思います。

上記の事からもラケットは限られた時間しか一緒にプレー出来ない相棒なのです。
大切に使ってあげてください。


私は先日ゲーム練習中にクリアーを打っていたら、「べきっ」と異音がして見たらラケットが折れていました。
ショックですよね。
でも仕方ない事です。

上級者になればスマッシュを打つ時に折れる場合もあります。
プレー以外にラケットに負荷がかからないように大切に使っていきましょう。




2015年10月28日水曜日

ドロップの打ち方を覚えてバドミントンを上達させよう。


ドロップとはどんなショットか

ドロップは高い打点からクリアーやスマッシュと同じように打つ柔らかいショットの事をいいます。
ドロップはコートの後ろから相手コートのネット際に落とすショットです。
クリアーやスマッシュなどを打つ様に同じフォームで打てると対戦相手は何を打って来るのか分からなくなる為、非常に柔らかいショットなのに非常に強力なダメージを相手に与えることが出来ます。


ドロップの注意点

ドロップはフォームがしっかりとしていないとドロップを打つ時に相手にばれてしまいます。
その時に柔らかく浮いた球を返球するとネット前で攻撃されてしまいます。
そうならないように2つの意識を持ってドロップを打つ練習に取り組んでもらいたいと思います。

  1. 打つ(シャトルが当たる)瞬間までスマッシュを打つつもりでいる事
  2. なるべくネットから10センチくらいの所を狙う。
1を意識するだけで対戦相手もスマッシュを打って来ると思うので、ドロップへの対処が遅れます。
逆に1が出来る様になれば2の浮かせない様に打たなくてもドロップが効いてきます。

意識でドロップショットの質をあげていきましょう。

ドロップの打ち方(基本編)

ドロップの注意点でもお伝えしたように、なるべく初めからドロップを打つぞーとしないことです。
意識をして打つ瞬間までスマッシュを打とうとしてください。

ではドロップの打ち方です。
  1. 半身になりテイクバック(ラケットを引きます)します。弓を引くようなイメージです。
  2. 肩→肘→手首→ラケットの順に出していきます。

一連の流れでいくと野球の投手が投げる様な感じです。


私個人的な意見ですが、スマッシュを速く打ちたいとかスマッシュが速い選手は多い気がしますが、ドロップを意識して打てる選手は上級者でも多くないです。
スマッシュが速くて、ドロップも意識できれば凄い選手になります。(それだけではありませんが。)
ドロップを意識することだけで、もし勝てない相手に勝てたら嬉しくないですか?

バドミントンは常に意識やイメージすることがとても重要だと考えます。
今は下手でもいいんです。
意識するだけで自分の中で必ず変わります。
自分を信じて、自分は強い選手になれると思ってください。
必ずなれます。
信じる事は力になります。

みなさんと一緒に私も成長できれば嬉しいです。
お互いにがんばりましょう。


バドミントンでのドライブの打ち方(基本編)

ドライブとはどんなショット

ドライブはバドミントンの中でも攻撃的なショットの一つです。
また、試合中レシーブから攻撃に転じるきっかけにもなります。
(ドライブショットだけではないが。)

ドライブを覚える事で真っすぐ返球することも覚えられます。
真っすぐ打つ事が出来れば、沈める、浮かせることもわかってくると思います。

簡単にいうとシャトルをコントロールできるようになります。

ドライブショットを打つときの立ち位置

ドライブは身体全体を使うスマッシュのように大きく打ってしまうと返球が速いため、次のショットの対応が遅れてしまいます。
スマッシュの場合はコートの奥から打ちますが、ドライブではコート中央で対応することが多くなります。


Q,コートの奥からドライブを打つ事はないの?

A,そんなことはありません。後ろからの打つ時に頭より上で取れない場合もあります。
そのような時は打点を下げてドライブで返球するときがあります。


ドライブの打ち方(基本編)


ドライブの基本的な打ち方です。
なぜ(基本編)と書いたかというと、上達してくるとドライブ面を隠してスイングする方法などもあります。
はじめからそう教える事も決して悪くはないと思います。

私の考えとしては、より簡単にそして上達した時に基礎に基づく応用ができる人になってもらいたいので、あえて簡単な方法をお伝えます。

フォアハンドのドライブ

フォアハンドのドライブはバドミントンのラケットをフォア持ちにします。
そして、ドライブを打つときは脇は軽く開け、肩は動かしません。
肘から先でラケットを振っていきます。

肘→手首→ラケットヘッド

の順です。
打ったらすぐにラケットを上げます。

フォアとの切り替えが難しく感じたらはじめは、フォアハンドでもバックの持ち方で親指を立ててグリップしてみてください。
ラケット面は真っすぐ出してみましょう。





バックハンドのドライブ

バックハンドのドライブはバドミントンのラケットを親指を立てバック持ちにします。
そして、ドライブを打つときは脇は軽く開け、肩は動かしません。
肘から先でラケットを振っていきます。

肘→手首→ラケットヘッド

の順です。
打ったらすぐにラケットを上げます。
ラケットの面も真っすぐに出してみましょう。



ドライブを使ってバドミントンの展開を優位にしよう

ドライブは少しでも相手のショットが浮いた時にこちらが攻め込む機会を作る重要なショットのひとつです。
上達してきたら、普通にドライブで返球するのではなく、相手のラケットを持っている肩などを狙ってみてください。
自分たちが狙われたら取りにくいところが、相手の取りにくい場所です。

はじめはそこまでのコントロールもつかないかもしれません。

その場合は相手の頭を中心に左側に打つぞ!右側に打つぞ!とシャトルをコントロールする練習をしてみてくだい。
こっちに打とう!と意識する事が上達への近道です。


是非やってみてください。

ドライブを覚え、あなたがレベルアップできて、試合で活躍できれば、私も嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

チャイナステップを取り入れてバドミントン上達の近道をしよう


チャイナステップを取り入れたトレーニング

チャイナステップはバドミントンには欠かせないトレーニングの一つです。
チャイナステップを行う事で初動動作の向上、瞬発力、フットワークの向上が見込まれます。

勿論、チャイナステップを取り入れる時にもはじめから負荷をかけすぎてしまうと、膝を痛めたりと支障が出てしまいます。

まずは、無理のない所から初めて、慣れて来たら徐々に負荷をかけていってください。


チャイナステップの特徴

チャイナステップの特徴は
  • 基本動作
  • 各ステップ(スロー)
  • 各ステップ(ハイ)
  • 基本動作

となります。
基本動作を挟んで低速(スロー)と高速(ハイ)をおこないます。

基本動作の動きは
  • 右足をついたまま、左足を蹴る
  • 左足をついたまま、右足を蹴る
これを繰り返します。

次に各ステップですが、全てを取り入れても良いですし、一部抜粋して取り入れても良いと思います。

  • サイドステップ
  • 足の前後入替え
  • ツイスト
  • モモ上げ
  • ピボットターン
  • スクワットから立ち上がり足の開閉
  • 股間接の回旋
  • その場で小刻みダッシュ
こんなところでしょうか。
色々な種類がありますので、まずは自分の体力、選手の体力にあわせて取り入れてほしいと思います。


チャイナステップの時間

チャイナステップを行うのに上記で説明したように、1セットが4つに分かれています。
その1つを15秒〜30秒くらいで行うとよいでしょう。

私も未だに取り入れたりしますが、30秒は持ちません笑
地味な練習で、結構辛いですが、こういった練習を毎日続ける事で自分自身の自信になります。
また、瞬発力を付けながら、持久力、精神力も鍛えられるので率先して行ってもらいたいトレーニングの一つです。

選手の多く体育館事情などでコートを使えない場合でも、グラウンドや外でも可能なのもチャイナステップの良い所です。


チャイナステップでの効果

すぐにチャイナステップの効果が見えるかというとそうではありませんが、ウォムアップとして行ったりすると、試合前でも身体が呼び起こされます。
バドミントンでも習慣というのは、ふとした時にでます。
普段からチャイナステップを行う事で試合の夢中に動いている中でもチャイナステップが役立っている事が多くなるはずです。
是非、一緒に頑張っていきましょう。

私もがんばります笑
最後までご覧頂きありがとうございました。






2015年10月27日火曜日

バドミントンでスマッシュが速くなりたい。
それは特にメンズに限ったことではなくて、女子も感じることではないでしょうか。

なぜスマッシュ?
と思いますが、スマッシュには1発で決まる武器にもなるからです。


確かに武器になる、けどねーとおもった方は、この記事を読む事をオススメしません。
今回、バドミントン初心者、中級者向けに発信している内容になるためです。

中級者以上になるとスマッシュが速くてもリターンされてしまい、なかなか決まらなくなると思います。
ムキにスマッシュを打っても逆にミスが増えて相手に点を与える事も多くなると思います。

それでも、スマッシュが速い事が悪い事はありません。
是非、コツを覚えて今よりも、速いスマッシュが打てると良いですね。

上達するにつれて、腰、肩、腕の連動と回転からスマッシュのパワーが上がってくると思います。

一番始めにスマッシュでやらなければいけないことがあります。


それは、ラケットの中心に当てる事です。
少し語弊があるかも知れませんが、このまま進めます。

バドミントンラケットの中心は若干ですが、ガットが緩く張ってあります。
外周部分(以後フレーム)に近い程シャトルを弾かなくなります。

なるべくラケットの中心部分で当てる様に意識するのがとても重要です。

狙ってるんだけど、たまにフレームに当たるんだよね。って方いますか?
もし居たら次の事を実践すればフレームショットは断然減るはずです。
それは・・・




シャトルからラケットが当たるまで目を離さない!です。




それを行うだけで、断然ラケットにシャトルが吸い込まれる様になるはずです。
自分では最後までシャトルから目を離していないと思いがちですが、実際に速い球を対戦相手に打ちたいが為に目がシャトルから離れていることがあります。
いわゆる、バドミントンあるあるです。笑
だまされたと思って試してみてください。
バドミントンでスマッシュ打つのが楽しくなります。

いまでも、へたくそですが、、、
初心者、中級者に教えられる事もあると思いブログを開設しました。
私も未だにバドミントンはわからない事だらけ。
一緒に問題の解決。
一緒に上達していきましょう。

バドミントン初心者の為のトレーニング方法

いつもご覧頂きありがとうございます。
主に初心者から中級者に向けてバドミントンの情報を発信しております。
是非、指導者の方も参考にして頂けると嬉しいです。


私自身は、学生時代(高校で3年間)にバドミントンをやっていて、その後、地域のバドミントンサークルで続けてきています。

高校時代の戦績は地区大会で殆ど1回戦負けばかり。
実績を挙げられる様になったのは、35歳くらいからでしょうか。

全日本社会人バドミントン大会出場経験あり
全日本シニアバドミントン大会出場経験あり
BWF世界シニアバドミントン大会出場経験あり
です。

全日本シニアバドミントン大会では、ダブルスで2回全国3位に入賞
ミックスでベスト8に入った経験があります。

今年もまた全日本シニアバドミントン大会が福井県であり出場して来ます。


前置きが長くなりましたが、トレーニング方法についてお伝えしていきます。


初心者の年齢にもよりますが、小学生のうちでも年齢によりおこなう内容は少し変わって来ますが、基本的にはスピードをつける練習などを行うことがよいでしょう。
ただし、いままで何もやっていなかった選手に負荷をかけるのはあまりオススメしません。
まずは本人に合わせてスピードを上げていくスピードノックなどがオススメです。


ラダートレーニングやフットワーク、チャイナステップ、体幹トレーニングなど様々なトレーニング方法があります。
中学生は呼吸循環機能の発達する時期になります。
一番スタミナがつきやすい時期になります。
コートを大きく使い、呼吸を上げていく練習を多くとりいれましょう。
例えば、フットワークなら息を切らすぐらいの時間設定をしてみてはいかがでしょう。
ゲーム練習なども楽しくできて良いとは思うのですが、単調になってしまうので、持久力などはつきにくいと思います。
ノックやフットワークなどで続くラリーを意識する事が重要と考えます。

ご褒美で少しゲーム練習をするとか、部活以外の場所でゲーム練習をすると上達が速くなります。

お役に立てましたでしょうか。
少し指導者寄りの情報になってしまいました。

選手のみなさんもわからないことがあったら是非コメントをいただければ嬉しいです。
一緒に上達していきましょう。

最後までありがとうございました。


バドミントンでのヘアピンの打ち方

バドミントンでは、本当に色々な種類のショットが存在する。
ヘアピン、ドロップ、スマッシュ、クリアー、ロブ、レシーブ、ドライブ、プッシュなどがある。
すべてのショットがただ一つの種類しかない。
というとそうではない。


例えばヘアピンをあげてみてもフォアハンドで打つヘアピンをバックハンドで打つヘアピンがある。

しかもそれだけではないのだ、フォアハンドで取れる場所をあえてバックハンドで取りに行ったり、バックハンドで取れる場所にあえてフォアハンドで取りに行く場合もある。

そして、スピンネットもネットから遠い場合はラケットをネット側に押してあげるようにスピンをし、ネットすれすれの場合は、当てる時に身体側にラケットを引いて上げるとこで良いショットが打てる様になる。

これだけでも8種類のヘアピンが存在することになる。

ただし、初心者や中級者の場合一番大切なのは、シャトルを相手のコートに入れる事なので、そこを大切にするためには、

  • フォア側にシャトルがきたら、フォアハンドでラケットを出してシャトルにあてる。
  • バック側にシャトルがきたら、バックハンドでラケットを出してシャトルをあてる。

ということがとても重要です。



次にグリップの確認をしていきましょう。


ヘアピンを打つ時にグリップつまり握りをどうするか?
ということですが、ガチガチに握力を使ってラケットを握るとシャトルは浮いてしましいます。

上手になってくると自然に力の入れ方がわかってきます。
また、当てる瞬間だけ軽く握ると指導する方もいると思います。

間違ってはいません。


私の場合は、初心者や中級者には力を0にしてラケットの中心にシャトルを乗せるように打つように伝えます。
この方法でのメリットは当たる瞬間にシャトルの重みが感じられる様になる。
ということです。
シャトルの重みは握力を使って握ると分かりにくくなります。

初心者は特にその感覚は掴みにくいと思います。

その重みがわかってくるとここで少し握ればシャトルは浮かないで相手のコートに届く。
という感じで身体でわかってもらえるような気がします。

0でシャトルが入らなければ、1の力ならシャトルははいるのか?
1の力でだめなら、2の力ならどうなのか?

とやっていくうちにヘアピンは上達します。


試してみてください。

ご質問などもお寄せください。
出来る限りお答えしたいと思います。

皆さんが上手になりますように。